看護師 転職

看護師の働き方。二交代?三交代?他にどんな勤務形態があるの?

このページでは、看護師の勤務形態について解説していきます。

二交代、三交代は主流な働き方だと思いますが、他にどのような働き方があるのでしょうか?

働き方を知ることで、自身のライフスタイルに合った働き方を見つけましょう。

ライフスタイルに合った働き方を実現することで、仕事もプライベートも充実できたら理想ですよね。

看護師の勤務形態

看護師の働き方には、二交代、三交代だけでなく、勤務先によっても、様々な勤務形態があります。

それぞれ一長一短あることと思いますが、その中でも、自身のライフスタイルと照らし合わせて考えていくことで、仕事とプライベートの両立が可能になってくると考えられます。

ここから、具体例を挙げて紹介していきます。

二交代

看護師の代表的な働き方の一つである、二交代です。

こちらは、日勤と夜勤といった組み合わせです。夜勤の勤務時間は、主に夕方~翌朝までです。

メリット

  1. 三交代に比べると、夜勤がまとまっている分、連休がとりやすい。
  2. 夜勤前後に時間ができるので、時間に余裕が生まれる。
  3. 1回の夜勤に対する、手当てが大きい。

デメリット

  1. 夜勤の拘束時間が長いため、体力面・精神面で疲労が蓄積しやすい。
  2. 夜勤中の休憩時間の確保、残業の有無などによって、ハードさが変わってくる。
  3. 睡眠不足から、休日に身体のだるさが表れることがある。

こんな方におすすめ

  1. 休日を多くとりたい、時間的な余裕が欲しい方。
  2. 夜勤はしたいが、夜勤の出勤回数が少ない方がいい方。
  3. まとまった休みを利用して、趣味などに生かしたい方。

三交代

もうひとつの代表的な働き方の一つである、三交代です。

こちらは、日勤、準夜勤、深夜勤の組み合わせです。準夜勤は、夕方~0時頃まで、深夜勤は0時頃~朝までのところが多いです。

メリット

  1. 1夜勤あたりの勤務時間が短い。
  2. 二交代に比べ、体力面・精神面での負担が少ない。
  3. 多忙な職場では、集中力を維持しやすい。

デメリット

  1. 準夜勤明けの休みや、新夜勤の前など、シフトパターンによって、休日の行動が制限されることがある。
  2. 3パターンのシフトがあるので、生活リズムの確立が難しい。
  3. まとまった休みがとりにくい。

こんな方におすすめ

  1. 家庭状況に合わせて、1回あたりの勤務時間が短い方がいい方。
  2. 長時間の勤務では、集中力が持続しにくい方。
  3. 体力面・精神面で不安を感じている方。

日勤のみ

次に、日勤のみの働き方について紹介します。

ライフイベントに合わせてなど、夜勤ができない状況となることがあります。

病棟だけでなく、病院の外来や、施設、訪問看護など様々な活躍の場があります。

メリット

  1. クリニックなど、診療時間に応じて、勤務時間が短いことがある。
  2. 夜勤がないので、生活リズムが乱れない。
  3. 家庭状況に合わせて勤務しやすい。

デメリット

  1. 夜勤がない分、収入面では夜勤ありに比べ、劣ることが多い。
  2. 勤務先によって、夜間のコール番などがあり、夜間の対応がある。
  3. 夜間帯を想定した、少人数での対応スキルなど、学べないことがある。

こんな方におすすめ

  1. 夜勤の負担が大きく、健康面で不安がある方。
  2. 結婚・出産・育児など、ライフスタイルの変化に合わせて、勤務形態を変えたい方。
  3. 家族との時間を大切にしたい方。

夜勤専従

次に、夜勤専従の働き方について紹介します。

日勤のみと正反対の、夜勤のみの働き方です。

夜勤だけと聞くと大変なイメージがある反面、高給与というイメージもあるのではないでしょうか。

メリット

  1. 夜勤のみで、手当ても加算されるので、給料が高い。
  2. 夜勤だけの生活なので、生活リズムを一定に保ちやすい。
  3. 日中の時間を自由に使える、休日数が多いなど、時間に余裕が生まれる。

デメリット

  1. 昼夜逆転の生活となってしまうので、体調管理が難しい。
  2. 日中の状況を把握しにくい。
  3. 人間関係が希薄になりやすい。

こんな方におすすめ

  1. 給料のよいところで働きたい方。
  2. 休日を多くとりたい、時間的な余裕が欲しい方。
  3. 体力面・精神面・集中力に自信のある方。

勤務形態で悩んでいる方へ

看護師の働き方を知ることで、自身のライフスタイルに合わせた働き方ができるかもしれません。

とはいえ、実際に勤務先を選ぶ際には、希望に沿った条件を探すのは、容易ではないと思います。それに加えて、勤務形態について直接交渉するのも、抵抗があるかと思います。

その際には、看護師の転職サイトを利用するのも一つの方法としてあります。

希望の条件を伝えることで、コンサルタントの方が、希望に沿った案件を提示してくれます。また、勤務形態などの条件についても、代わりに交渉してくれたりします。

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おわりに

今回は、看護師の働き方について解説していきました。

様々な勤務形態があり、それぞれに一長一短あることが分かりました。

大変な仕事であり、時間外勤務もある中で、自身のライフスタイルに合わず、退職してしまった方や、復職をあきらめてしまっている方は、働き方を変えることで状況を一変できるかもしれません。

また、ハードな勤務で、自身のプライベートが確保できていない方は、自身の時間の確保ができるようになるかもしれません。

現在、働き方に対して悩んでいる方の参考にしていただけたら幸いです。